前評判を覆した、ロンドン五輪男子サッカー!







2004、2008五輪での惨敗もあってか、
2012ロンドン五輪・サッカー男子代表の前評判は、高いものではなかった。


女子代表が、前年のワールドカップを制し、
五輪との2連覇がかかり、話題を呼んでいたのとは、
あまりにも対照的だったと言える。


ロンドン五輪世代が、世界大会出場の経験がなかったのも、大きな不安材料であった。


しかし、それまで、効果的に使われることのなかったOA枠を、
吉田麻也など、DF陣を効果的に補強したことで、
チームの完成度は大きく上がっていった。


初戦の相手はスペイン代表。
直前の欧州選手権を制した、フル代表の選手も数人含まれる、優勝候補だった。


当然、注目は、日本が優勝候補を相手に、
どこまで善戦できるかというものだったが、ふたを開けてみると、
開始から、日本が攻守ともに、スペインを圧倒する。


終わってみれば、1‐0という、
スコア以上に内容のある勝利を収め、勢いに乗った日本チームは、
予選グループリーグから準決勝まで、負けなしの快進撃を続けた。


スペイン戦での勝利は、1996アトランタ五輪での、
ブラジル相手の勝利になぞらえ、「グラスゴーの奇跡」と言われたが、
当時と違い、現在の日本の実力をもってすれば、
「番狂わせ」ではあっても、奇跡ではないと言える。


惜しくも、準決勝でメキシコ、3位決定戦で韓国に敗れ、
44年ぶりの銅メダルはならなかったが、もともと、そこまでの体力はチームになかった。


香川真司など、世代ベストの人材を揃えられなかったことも、
見逃せない事実であり、五輪代表のバックアップ体制は、今後の課題である。





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